■概要
【事件名】特殊詐欺被害損害賠償請求訴訟
【裁判所】大阪地裁
【期日】2026年6月12日(第1回口頭弁論)
【原告】特殊詐欺被害者4人
【被告】六代目山口組組長・司忍(篠田建市)氏ら3人
【請求額】約6200万円
■事件概要
特殊詐欺の被害に遭った4人が、六代目山口組傘下組織の組員が提供したIP電話回線が犯行に利用されたとして、山口組の司忍(篠田建市)組長ら3人に対し、約6200万円の損害賠償を求める訴訟を大阪地裁に提起した。
6月12日に開かれた第1回口頭弁論で、被告側は請求棄却を求めた。
■訴えの内容
訴状によると、原告4人は2022年10月から12月にかけて特殊詐欺の被害に遭い、計約4300万円をだまし取られた。
その際、六代目山口組傘下組織の組員が特殊詐欺グループへ提供したIP電話回線が利用されていたという。
この組員については、詐欺ほう助罪などで有罪判決が確定している。
■原告側の主張
原告側は、暴力団対策法に基づき、指定暴力団の代表者には組員による資金獲得活動に伴う損害について賠償責任が認められると主張している。
また、
「組員は司忍組長らの直接または間接の指揮監督下にあった」
として、民法上の使用者責任も成立すると訴えている。
■争点
本件では、
- 特殊詐欺に利用された電話回線の提供行為と被害との因果関係
- 暴力団対策法上の使用者責任の成否
- 山口組組長らに民事上の賠償責任が及ぶか
などが主な争点となる見通し。
■出典
- 読売新聞

特殊詐欺被害者が山口組の司忍組長らを提訴、組員が詐欺グループに提供したIP電話回線使われる
【読売新聞】 暴力団組員が特殊詐欺グループに提供したIP電話回線によって詐欺に遭ったとして、被害者4人が指定暴力団・六代目山口組の篠田建市(通称・司忍)組長ら3人に計約6200万円の損害賠償を求める訴えを大阪地裁に起こした。第1回口


