【大阪地裁】警察情報漏えい事件 元警察官の男に執行猶予付き判決

■概要

【事件名】警察情報漏えい事件
【発生地】大阪府
【判決日】2026年5月7日
【裁判所】大阪地方裁判所

本件は、元警察官の男が元同僚の警察官に依頼し、一般人の銀行口座情報を不正に入手・漏えいさせたとして罪に問われ、執行猶予付き判決が言い渡された事案である。


■事案の概要

判決によると、元警察官で行政書士の道沢正克被告(69)は、2026年1月、大阪府警羽曳野署の警部補だった草川亮央被告(57)に対し、一般人の銀行口座残高情報を漏らすようそそのかしたとされる。

草川被告は捜査を装って情報を取得し、道沢被告に漏えいした罪で別途裁判が行われている。


■起訴内容

検察側は、道沢被告について以下のように主張した。

・元同僚の警察官を利用して情報取得を依頼
・捜査情報漏えいの違法性や重大性を十分認識していた
・警察内部の立場を悪用した犯行である

検察は懲役6カ月を求刑していた。


■判決内容(大阪地裁)

2026年5月7日、大阪地方裁判所 は、道沢被告に対し懲役6カ月、執行猶予3年の判決を言い渡した。


■裁判所の判断

判決では、裁判所は次のように指摘した。

「捜査権限を持つ共犯者の立場を悪用して警察組織への信頼を大きくおとしめた」

また、
「常習的な犯行の一端で、被告人の規範意識は鈍くなっていると言わざるを得ない」
などと述べ、犯行の悪質性を指摘した。


■総合整理(大阪地裁)

本件は、警察OBと現職警察官による情報漏えい事件であり、警察組織内部の信頼性に関わる事案として厳しい指摘がなされた。

捜査権限を利用した個人情報取得の実態や、常習性の有無などが今後も注目される。


■出典

・MBSニュース

「警察組織への信頼を大きくおとしめた」元同僚の警察官に情報漏洩そそのかした元警察官の男に執行猶予つき判決「常習的な犯行の一端で規範意識鈍麻」大阪地裁 | MBSニュース | 関西の最新ニュースを分かりやすく。 (1ページ)
元同僚の警察官に依頼し個人情報を漏えいさせた罪に問われた警察OBの男に執行猶予付きの判決です。 判決によりますと元警察官で行政書士だった道沢正克被告(69)はことし1月、大阪府警羽曳野署の警部補だった草… (1ページ)
情報漏洩そそのかし「警察の信頼おとしめた」 元警察官に懲役6カ月:朝日新聞
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■公判報道

  • 初公判(2026年2月3日)
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