■概要
約1100万円の借金返済を免れるため祖母を殺害したとして、強盗殺人罪に問われた孫の裁判で、神戸地裁姫路支部は無期拘禁刑の判決を言い渡した。
被告は殺害自体は認めたものの、借金返済を免れる目的については否認していたが、裁判所は犯行目的を認定した。
■事件の概要
判決によると、兵庫県福崎町の尾上輝斗被告(26)は2025年9月、自宅で祖母の英子さん(当時76)の頭を金づちで殴り、その後首を絞めて窒息死させた。
裁判では、祖母に対する約1100万円の借金返済を免れる目的で犯行に及んだとして、強盗殺人罪に問われた。
■裁判での主張
初公判で尾上被告は、祖母を殺害したことは認めた一方、
「借金返済を免れる目的については事実と異なります」
と述べ、犯行目的を否認した。
検察側は、祖母との間に借金以外の深刻なトラブルは確認されていないことなどから、返済免れ目的の犯行だったとして無期拘禁刑を求刑した。
これに対し弁護側は、
- 犯行は突発的だった
- 債務返済を免れる目的ではなかった
などと主張し、拘禁刑18年が相当と求めた。
■神戸地裁姫路支部の判断
神戸地裁姫路支部は、
「殺害は債務の存在を隠匿するものであり、一連の行動は自分本位で酌量する点はない」
と指摘。
借金返済を免れる目的を認定したうえで、尾上被告に無期拘禁刑を言い渡した。
■出典
- MBSニュース(2026年7月7日)

祖母を金づちで殴り首を絞め殺害…約1100万円の借金返済免れた孫に無期拘禁刑の判決 神戸地裁「一連の行動は自分本位で酌量する点はない」 | MBSニュース | 関西の最新ニュースを分かりやすく。 (1ページ)
祖母を金槌で殴って首を絞めて殺害し、借金返済を免れた孫の裁判。無期拘禁刑の判決です。判決によりますと、兵庫県福崎町の尾上輝斗被告(26)は去年9月、祖母の英子さん(76)の頭を金槌で殴り、首を絞めて窒息… (1ページ)

