【神戸地裁】同僚女性警察官への不同意性交や盗撮 兵庫県警元巡査長に拘禁刑5年

■概要

【事件名】兵庫県警元巡査長による同僚女性警察官への性犯罪事件
【裁判所】神戸地裁
【被告人】兵庫県警の元巡査長の男(26)
【罪名】不同意性交、性的姿態撮影処罰法違反(撮影)など
【裁判段階】判決
【判決】拘禁刑5年
【求刑】拘禁刑7年

■判決

神戸地裁(中川綾子裁判長)は2026年9月18日、同僚の女性警察官3人に対する不同意性交や盗撮などの罪に問われた兵庫県警の元巡査長の男(26)に、拘禁刑5年の実刑判決を言い渡した。

検察側は拘禁刑7年を求刑していた。

男は事件を受けて兵庫県警を懲戒免職となっている。

■事件の概要

判決などによると、男は2024年1月から2025年11月にかけて、警察署の交番や当時の自宅などで、同僚の女性警察官3人をスマートフォンで複数回盗撮したほか、うち1人に対して不同意性交などの行為に及んだ。

盗撮は計5件で、スマートフォンが録画中であることを分かりにくくするアプリを使用するなどしていたという。

■神戸地裁の判断

中川裁判長は、不同意性交について、女性が抵抗することが困難な状態に乗じた犯行で、その後の被告人の行動も踏まえて悪質と評価した。

また、3人に対する盗撮については、発覚を避けるためのアプリを使用するなど「大胆かつ巧妙な手口を用い、犯行態様は悪質」と指摘。「規範意識の低さもうかがえる」とした。

■量刑理由

神戸地裁は、男が反省の態度を示していることや、懲戒免職などの社会的制裁を受けていることを考慮した。

一方で、複数の同僚女性警察官を被害者とする犯行を重ねたことや、被害者側が厳しい処罰を求めていること、警察官に対する社会の信頼を損なったことを重視した。

そのうえで「実刑は免れない」として、求刑の拘禁刑7年に対し、拘禁刑5年を言い渡した。

■出典

神戸新聞NEXT 2026年9月18日

同僚女性警官に不同意性交、隠し撮り 兵庫県警元巡査長に拘禁5年の判決 地裁「実刑は免れない」
同僚の女性警察官3人への不同意性交や性的姿態撮影処罰法違反(撮影)の罪に問われた兵庫県警の元巡査長の男(26)=神戸市西区、懲戒免職=の判決公判が18日、神戸地裁であり、中川綾子裁判長は拘禁刑5年(求刑拘禁刑7年)を言い渡した。

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