【大阪地裁】元大阪地検検事正による性的暴行事件 初公判 被告は無罪主張

■概要

【事件名】元大阪地検検事正性的暴行事件
【裁判所】大阪地裁
【初公判】2024年10月25日
【被告人】北川健太郎被告(66)
【罪名】準強制性交
【裁判段階】初公判

■初公判

元大阪地検検事正の北川健太郎被告(66)が部下だった女性検事に性的暴行を加えたとして準強制性交罪に問われた事件の初公判が大阪地裁で開かれた。

北川被告は起訴内容を否認し、無罪を主張した。

■起訴内容

起訴状などによると、北川被告は2018年ごろ、酒に酔い抵抗が困難な状態となっていた部下の女性検事に対し性的暴行を加えたとされる。

女性検事は当時、北川被告の部下だった。

■被告側の主張

北川被告側は、

  • 女性が抵抗困難な状態であるとの認識はなかった
  • 同意があったと思っていた
  • 犯罪の故意はない

などとして無罪を主張した。

■被害女性の会見

閉廷後、被害を訴える女性検事が記者会見を開いた。

女性は、

「被害から6年間、ずっと苦しんできた」

「犯罪者を処罰する検察庁のトップから被害を受け、全てを奪われた」

と涙ながらに訴えた。

また、

「女性として、検事としての尊厳を踏みにじられ、身も心もぼろぼろにされた」

と被害の深刻さを語った。

■被害申告までの経緯

女性によると、被害後すぐには申告できなかったという。

その理由について、

「被告から『他の検察職員に迷惑がかかる。公にすれば死ぬ』と言われた」

と説明した。

その後、2024年2月に検察幹部へ被害を申告したという。

■捜査情報漏えいの訴え

女性は会見で、事件をめぐり副検事が北川被告側へ捜査情報を漏えいしたなどとして、国家公務員法違反などの疑いで大阪高検へ刑事告訴・告発したことも明らかにした。

さらに、

「検事正から性被害を受け、副検事から名誉毀損の被害も受けた」

「検察庁から謝罪もなく、非常に孤立させられた」

と訴えた。

■今後の見通し

北川被告は無罪を主張しており、裁判では、

  • 被害女性の当時の状態
  • 同意の有無
  • 北川被告の認識

などが主要な争点となる見通し。

元検事正が性犯罪で起訴された極めて異例の事件として、今後の審理が注目される。

■出典

読売新聞

元大阪地検検事正を準強制性交罪で起訴…酒に酔った部下に性的暴行「合意があったと思っていた」
【読売新聞】 元大阪地検検事正の北川健太郎容疑者(64)が酒に酔って抵抗できない状態だった部下の女性に性的暴行を加えた疑いで逮捕された事件で、大阪地検は12日、北川容疑者を準強制性交罪で大阪地裁に起訴した。関係者によると、北川容疑者
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