■概要
【警察】大阪府警
【報道日】2024年9月27日
大阪府柏原市の大和川河川敷で2023年12月、知人男性を水難事故に見せかけて殺害したとして、大阪府警は、富田林市の無職・井上司容疑者(61)を殺人容疑で逮捕した。
井上司容疑者は「殺していない」と容疑を否認しているという。
■事件の内容
逮捕容疑によると、井上司容疑者は2023年12月4日ごろ、柏原市の大和川河川敷で、八尾市の無職・池田明弘さん(63)を何らかの方法で川に転落させ、溺死させた疑いが持たれている。
池田明弘さんの遺体は同月15日に発見された。
また、現場から約500メートル上流では、池田明弘さんの自転車も見つかったという。
■重り入りリュック
大阪府警によると、池田明弘さんが背負っていたリュックサックには、計7キロのダンベルや重りが入っていた。
捜査の結果、事件前日の2023年12月3日に、井上司容疑者がダンベルを購入していたことも判明したという。
■共済金目的の疑い
大阪府警は、井上司容疑者が池田明弘さんの死亡共済金の受取人になっていたことを把握している。
さらに、
・消費者金融などから1000万円以上の借金があった
・事件の約1カ月前に共済金受け取り方法を問い合わせていた
・必要書類を取り寄せていた
ことなどから、共済金目的で殺害した疑いがあるとみて捜査している。
■容疑者の供述
井上司容疑者は、
「身の回りの世話をしていた」
「体力をつけるためにダンベルをプレゼントした」
などと供述しているという。
■別件逮捕
大阪府警は2024年9月17日、池田明弘さんのキャッシュカードを不正利用し、ATMから現金約16万円を引き出したとして、井上司容疑者を窃盗容疑で逮捕していた。
■総合整理
本件は、水難事故を装い知人男性を川に転落させ、死亡共済金を受け取る目的で殺害した疑いが持たれている事案である。
大阪府警は、重り入りのリュックやダンベル購入歴、共済金に関する事前確認などを重視し、計画性の有無を含めて捜査を進めている。
■出典
・産経新聞


