【大阪高裁】銃撃事件 山健組組長の無罪判決を維持

■概要

【事件名】対立組織組員銃撃事件
【裁判所】大阪高等裁判所
【判決日】2026年5月12日

本件は、対立する指定暴力団組員を銃撃したとして殺人未遂などの罪に問われた暴力団組長について、大阪高裁が一審無罪判決を支持し、検察側の控訴を棄却した事案である。


■事案の概要

中田浩司被告(67)は、2019年、神戸市中央区の路上で、対立組織である指定暴力団山口組系組員(当時51歳)をけん銃で銃撃し重傷を負わせたとして起訴された。


■一審判決(神戸地裁)

神戸地方裁判所 は、被告の関与を認定するには合理的疑いが残るとして無罪判決を言い渡した。

検察側は、防犯カメラ映像の時系列解析(いわゆるリレー分析)などの間接証拠を積み上げて立証を図ったが、裁判所は「別人が犯人である可能性を否定できない」と判断した。


■控訴審の争点

控訴審では主に、

・防犯カメラ映像による人物同一性の立証
・間接証拠の評価
・被告の関与の有無

が争点となった。


■大阪高裁の判断

2026年5月12日、大阪高等裁判所 は一審判決を支持し、検察側の控訴を棄却した。

判決では、

「防犯カメラの映像の人物と被告の同一性が十分に立証されているとはいいがたい」

などとして、合理的な疑いを払拭できないと判断した。


■総合整理(大阪高裁)

本件は、暴力団抗争を背景とした銃撃事件であり、間接証拠による立証の限界が争点となった事案である。

大阪高裁は、防犯カメラ映像などの証拠評価について慎重な判断を示し、一審の無罪判決を維持した。


■出典

・MBSニュース

【速報】「山健組」組長・中田浩司被告に2審も「無罪」 2019年に発生の山口組系組員銃撃事件で起訴も1審は「別人が犯人である可能性否定できない」 | MBSニュース | 関西の最新ニュースを分かりやすく。 (1ページ)
2019年に神戸市で指定暴力団「山口組」系組員を銃撃した罪などに問われたものの、1審で無罪を言い渡された「山健組」組長・中田浩司被告の控訴審。大阪高裁は5月12日の判決で、検察側の控訴を棄却。中田被告の無罪… (1ページ)

■その後の報道

  • 「山健組」中田浩司組長の「無罪が確定」 2019年に発生の山口組系組員銃撃事件めぐり起訴も… 大阪高検は上告断念(2026年5月27日)
【速報】「山健組」中田浩司組長の「無罪が確定」 2019年に発生の山口組系組員銃撃事件めぐり起訴も… 大阪高検は上告断念 | MBSニュース | 関西の最新ニュースを分かりやすく。 (1ページ)
2019年に神戸市で指定暴力団「山口組」系組員を銃撃した罪などに問われたものの、1・2審で無罪を言い渡された「山健組」の中田浩司組長。検察側が最高裁への上告を断念し、中田組長の無罪が確定しました。■検察は… (1ページ)
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