【大阪地裁】捜査現場から現金約1000万円を持ち去った元警部補 初公判で起訴内容認める

■概要

【事件名】大阪府警南堺署元警部補横領事件
【裁判所】(初公判)
【公判日】2026年5月25日

本件は、捜査で訪れた集合住宅の一室から現金約1000万円を持ち去ったとして起訴された大阪府警南堺署の元警部補の初公判が開かれ、被告が起訴内容を認めた事案である。

■事案の概要

起訴状等によると、大阪府警南堺署の警部補だった後藤伸被告(52)は、2026年3月、70代男性の遺体が発見された堺市内の集合住宅の一室から、現金合計1011万円を持ち去り横領した罪に問われている。

■初公判の経過

2026年5月25日の初公判において、後藤被告は起訴内容を全面的に認め、「被害者の遺族に多大な迷惑をかけ、深く反省しています」と述べた。裁判は即日結審し、判決は2026年6月22日の予定。

■動機

後藤被告は「ギャンブルで家族に内緒にしている多額の借金があった」「借金の返済に充てられればと思った」と説明。また妻と「借金をしたら離婚する」と約束していたとし、「妻や子供と離れたくなかった」とも述べた。

■検察・弁護側の主張

検察側は「警察全体の信用を失墜させた」として拘禁刑1年を求刑。弁護側は被害金が還付済みであることなどを挙げ、執行猶予付きの判決を求めた。

■総合整理

本件は、捜査員が職務中に被害者の遺留現金を横領したという警察組織の信頼を根底から損なう事案である。被告は動機としてギャンブル依存と家族関係の維持を挙げており、判決では被害回復の事実を踏まえた量刑判断が注目される。

■出典

・ABCニュース(2026年5月25日報道)

捜査現場から現金約1000万円を持ち去った罪に問われた元警部補の男 初公判で起訴内容認める(2026年5月25日掲載)|YTV NEWS NNN
捜査で訪れた現場から現金約1000万円を持ち去った罪に問われている大阪府警の警部補だった男の裁判が始まり、男は起訴内容を認めました。

・関西テレビ(2026年5月25日報道)

「借金の返済に充てられればと思った」“借金をしたら離婚だと妻と約束”「妻や子供と離れたくなかった」 捜査中に約1000万円持ち去った罪に問われた元警部補 初公判で起訴内容認める
大阪府南堺警察署の元警部補、後藤伸被告(52)はことし3月、70代の男性が死亡していた堺市の集合住宅に捜査で訪れた際、男性が所有していた現金およそ1000万円を持ち去り、横領した罪に問われています。初公判で後藤被告は起訴内容を認め、「ギャン…

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